〒518-0727 三重県名張市新町136番地
TEL:0595-62-7760
FAX:0595-62-7761
■ 名張らしい風情を感じる場所。
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旧細川邸は、江戸時代から明治初年に、薬商細川家(奈良県宇陀市大宇陀区)の支店として建てられました(大宇陀の細川家は、現在、歴史文化館「薬の宿」(宇陀市指定文化財)として公開されています。)。
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細川家は、「藤沢樟脳(しょうのう)」の製造販売を始めた「藤沢商店」(のちの藤沢薬品・2005年に山之内製薬と合併してアステラス製薬)の創始者・藤沢友吉の母方の実家です。
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大宇陀の細川家二代目・治助は、この名張の細川家を別邸として使用し、治助の次女の満津(まつ)は、本町萬屋(よろずや)福守佐兵衛に嫁入りしました。その長男が友吉です。
友吉は、大阪で丁稚奉公するまでの九年間を名張で過ごし、祖父の細川家にもたびたび訪れていたようです。
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旧細川邸は、虫籠窓(むしこまど)や袖卯達(そでうだつ)、つし二階を備える典型的な町屋であり、大和長谷寺と伊勢神宮を結ぶ初瀬街道沿いに今も風情を残しております。
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この「やなせ宿」は、歴史的町並みの保存整備に関する拠点施設とするため、市の目指す「名張地区既成市街地再生計画・名張まちなか再生プラン」の1プロジェクト概要に沿って改修工事を行ったものです。施設の母屋部分は、当時の面影をそのまま残し、名張らしい風情をかたちづくっています。
■ やなせ宿へようこそ。
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28年度より、旧細川邸「やなせ宿」、館長に就任いたしました、池田 毅です。
多くの皆様のお力添えがあり、2008年6月7日に名張市新町にオープンしました「やなせ宿」は、名張地区既成市街地の再生を目指して、平成17年に官民協同組織が結成され、5つのプロジェクトチームを編成、そのうちの歴史拠点整備プロジェクトチームが「旧細川邸の利用について」今日まで協議を重ねてまいりました。その結果、第一号施設が観光交流センターとして位置づけされたこの「やなせ宿」です。
この「やなせ宿」の目的は、地区を訪れる観光客の皆様方への観光案内、地域住民の交流のための施設です。観光客の皆様が随時利用でき、観光情報の提供や地場物産等の紹介を行うのはもちろん、名張市の文化や伝統を紹介したり、来館者の皆様がもう一度行きたいと思っていただけるような憩いのスペースを目指してまいりたいと思います。
古き良き風情を楽しんでいただきながら地域活性化の起爆剤となるよう、今後ともスタッフ一同運営してまいりますので、市民の皆様をはじめ多くの方々のご利用をお待ちしております。
旧細川邸「やなせ宿」 館長 池田 毅
■ 施設概要
施設名
名張市旧細川邸・やなせ宿
館 長
池田 毅
所在地
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三重県名張市新町136番地
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FAX
E-mail
0595-62-7760
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事業内容
・貸館業務および自主事業
開館時間
午前9時〜午後5時
∴ただし、事前に施設利用の申込がある
場合、午後10時まで利用頂けます。
休 館 日
毎週月曜日および年末年始
∴月曜日が祝日の場合開館し、火曜日 が振替休館日となります。
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